パリ郊外で銃撃、1人死亡5人負傷 仏当局がテロ容疑で捜査

フランスの首都パリ西郊トラップとラ・ベリエールで10月23日、男が複数の場所で発砲し、1人が死亡、12歳の少女を含む5人が負傷した。警察は39歳の男を拘束し、対テロ検察当局が捜査を開始した。

トラップなど複数地点で発砲

ロイター通信などによると、容疑者は車で移動しながら、ガソリンスタンド、医療施設、児童公園などで相次いで発砲した。

一連の銃撃では26歳の男性が死亡し、5人が負傷した。負傷者には12歳の少女が含まれ、重傷と報じられている。

警察は近隣のコワニエールで容疑者を拘束した。

短機関銃を押収、自宅から仕掛けも発見

容疑者は39歳の男

警察は容疑者が使用したとみられる短機関銃を押収した。

仏紙ルモンドによると、自宅の捜索ではガスボンベ、電気配線、タイマーなどを組み合わせた仕掛けも見つかった。

容疑者には一般刑事事件による前科があったが、事件発生前に極右運動との関係で治安当局が把握していた人物ではなかったという。

対テロ検察当局が捜査

マクロン大統領は事件を人種差別的なテロ行為と非難した。

対テロ検察当局は、被害者の人種や宗教的属性などが標的の選択に関係した可能性を調べている。

ただし、容疑者の具体的な動機や思想的背景については、10月24日時点の報道でも未解明の部分が残る。大統領の評価と捜査上の確定事実を区別する必要がある。

フランス国内の治安情勢

事件は全国的な抗議活動を巡って警備が強化される中で発生した。

ただし、今回の銃撃と抗議活動に直接的な関係があるとの情報は確認されていない。

今後は容疑者の供述、標的選択の経緯、押収物の鑑定結果などが捜査の焦点となる。

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