ロシアのプーチン大統領は10月28日、米宇宙企業スペースXの衛星通信網「スターリンク」に相当する独自システムの整備について、ロシアはまだ初期段階にあると認めた。モスクワでアフリカ諸国の首脳らを交えた会合に出席し、イーロン・マスク氏の技術力を高く評価した。
シャダエフ・デジタル発展相は、ロシアが独自の低軌道通信網を構築するため30基超の衛星を打ち上げたと説明した。プーチン氏は今後、衛星数を増やす必要があると述べ、宇宙空間での干渉を避けるため米国側やマスク氏とも接触していると語った。スターリンクはウクライナ軍の無人機運用や前線通信に利用されている。ロシア側の発表は開発状況に関するもので、同等の通信網が完成したことや軍への全面配備を意味しない。
