米連邦地裁、ガザ戦争犯罪調査を支援する2団体へのICC制裁を暫定差し止め

米ニューヨーク南部地区連邦地裁のジェシー・ファーマン判事は10月13日、国際刑事裁判所(ICC)のガザ戦争犯罪調査を支援してきた米国の人権団体、Democracy for the Arab World Now(DAWN)とTaxpayer Alliance Against Genocide(TAAG)に対する米政府の制裁執行を、訴訟の審理中に暫定的に差し止めた。裁判所は、両団体の申し立てを大部分認めた。

判決は、2025年の大統領令がICC関連活動へのサービス提供などを制限する内容について、原告の言論活動に対する内容に基づく規制に当たり、合衆国憲法修正第1条に違反する可能性が高いと判断した。一方、同大統領令そのものを全面的に違憲と宣言することや、政府による執行を全員に対して一律に禁じることは退けた。制裁制度の全面撤廃ではなく、原告2団体への執行を対象とする判断である。

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