サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが、湾岸沿いのダーランにある本社から従業員を退避させ、遠隔勤務に切り替えるよう指示した。ロイター通信が10月22日、事情を知る6人の話として報じた。同社は取材に直ちに回答しておらず、退避の具体的な理由は明らかになっていない。
イエメンの反政府武装組織フーシ派とサウジ主導の連合軍の戦闘が激化し、サウジの空港や同社施設への攻撃が続く中での措置となった。AFP通信も、本社に残っていた職員への退避指示を報じている。
ロイターによると、フーシ派は紅海沿岸ヤンブーのアラムコ施設や首都リヤドの国防省を攻撃したと主張した。サウジ当局はこの攻撃を確認していない。従業員の退避が報じられた後、サウジの主要株価指数は2.5%下落した。退避指示の報道だけで、石油生産や輸出の停止が確認されたわけではない。
発生・報道日時:2026年10月22日/続報掲載:10月23日
