米財務省は10月8日、イラン産原油、石油製品、石油化学製品の輸送に関与した17隻の船舶と関連企業を制裁指定した。対象船舶は12か国以上の管轄に登録され、国際的なフロント企業網を通じてイランの制裁回避を支援していたとされた。指定はイランの石油部門などを対象とする大統領令13902号に基づく。
財務省は、対象船舶が南アジアや東アジアの市場向けにイラン産原油・石油製品を輸送していたと説明した。関連企業として、中国を拠点とする船舶管理会社などを挙げ、制裁回避の海運網と石油化学部門への資金経路を遮断する措置だとした。同時に、過去に制裁対象となった2隻について、所有・運用主体が制裁対象外に移行したとして米国の制裁リストから削除した。
