国際原油価格は10月28日、イエメンでの戦闘激化やサウジアラビアの製油所に対する攻撃を巡る懸念から上昇した。北海ブレント先物の清算値は前日比1%高の1バレル=115.32ドル、米国産WTI先物は3%高の102.78ドルとなった。中東での供給混乱に加え、米国が中間選挙後にイランへの攻撃を再開する可能性も意識された。
フーシ派は27日、サウジ最大のラス・タヌラ製油所をミサイルで攻撃したと主張した。同施設の原油処理能力は日量55万バレルだが、サウジ当局は命中や被害を直ちには確認していない。実際の操業停止や生産減少は未確認である。米エネルギー情報局が同日発表した週間原油在庫は前週比190万バレル減少した。原油相場の上昇は複数の要因によるもので、製油所の被害が確定したことを意味しない。
