仏政府、次の抗議デモに軍投入へ 治安対応の不備認める

フランス政府は10月20日、週末に予定される抗議デモに備え、警察を補強するため軍部隊を投入すると表明した。17日にパリ、マルセイユ、リヨンなどで発生した暴動や略奪への対応に不備があったことも認めた。

ルコルニュ首相は、次回の警備体制を大幅に強化する方針を示した。ヌニェス内相は、軍を警察とともに配置すると説明した。

政府は前回の暴動について、事前の情報収集が不十分だったことや、警察の配置が固定的だったことなどを問題点に挙げた。ヌニェス氏は対応の不備について謝罪した。

各地では夜間外出禁止措置によって一時的に平穏が戻ったものの、学生団体などが新たな抗議行動を呼びかけている。政府は事件関係者の特定に200人の捜査員を充てた。議会も混乱の原因を調べる調査委員会の設置を進めている。

出典

ロイター通信・10月20日