米財務省は10月8日、イラン産原油、石油製品、石油化学製品の輸送に関与したとして、影の船団のタンカー17隻と関連企業を制裁指定した。財務省は、対象船舶が南アジアおよび東アジアの市場へイラン産貨物を運んでいたと説明し、制裁は大統領令13902号に基づき、イランの石油・石油化学部門を対象とするとした。
対象には原油タンカー、石油製品タンカー、LPGタンカーなどが含まれ、財務省は一部船舶について、2025年以降にイラン産ナフサ、原油、エチレン、アンモニア、プロパン・ブタンなどを輸送した実績を示した。制裁指定された企業は船舶の所有、運航、管理や石油・石油化学部門での活動に関与したとされる。米政府は今回の措置を、イランの制裁回避と石油収入に対する取り締まりと位置付けた。
