国連のハンス・グルンドベルグ・イエメン特使は10月9日、国連安全保障理事会で、イエメンが再び「全面戦争」に陥ったと警告した。フーシ派と国際的に承認された政府側の戦闘が複数の前線へ拡大し、特にタイズで情勢と人道状況が悪化していると説明した。国連は8月以降、少なくとも民間人46人が死亡し、130人以上が負傷したとしている。
国際的に承認されたイエメン政府側は、10月4日にフーシ派支配地域の奪還と国家機関の復旧を掲げる軍事作戦を開始し、バブ・エル・マンデブ海峡周辺やタイズで攻勢を続けている。グルンドベルグ特使は、戦場での軍事的前進は交渉に代わるものではないとして、信頼できるイエメン主導の政治プロセスを再開するよう求めた。
出典
- 国連政治・平和構築局(DPPA)|This Week in DPPA: 3 – 9 October 2026
- 国連イエメン特使事務所(OSESGY)|Briefing by the UN Special Envoy for Yemen, Hans Grundberg, to the Security Council
- Al Jazeera|Has Yemen returned to ‘full-scale war’?
発生場所
タイズ(イエメン)
