国際エネルギー機関は10月14日公表の石油市場報告で、2026年の世界石油需要が前年比で日量260万バレル減少し、平均1億240万バレルになるとの見通しを示した。第4四半期の需要は前年比で日量250万バレル減少すると予測し、減少分の25%を軽油が占めるとした。イランをめぐる戦争による燃料価格上昇、供給制約、経済見通し悪化が需要を押し下げる要因として示された。
9月の世界石油供給は前月比で日量250万バレル増の1億230万バレルとなり、サウジアラビアなど湾岸産油国の増産が寄与した。湾岸諸国の原油輸出は9月に日量1,390万バレルへ増加し、ホルムズ海峡経由の流量も日量1,090万バレルへ回復したが、湾岸のエネルギー施設とタンカーへの攻撃で回復は脆弱だと報告した。
