ウクライナ中銀、今年の成長予測をマイナス0.4%に下方修正

ウクライナ中央銀行は29日、2026年の実質国内総生産(GDP)成長率見通しを、従来の1.8%増から0.4%減に引き下げた。今年の消費者物価上昇率の予測も10.0%から12.5%に上方修正した。ピシュニー総裁は、ロシア軍による生産設備や物流施設への攻撃、海上輸送の封鎖などが経済活動を圧迫していると説明した。

中銀の推計では、7~9月期の実質GDPは前年同期比0.5%減となり、攻撃激化の影響だけで今年の成長率を1.9ポイント押し下げる見込み。鉄鋼・鉱業を中心に生産が落ち込み、商業や農業にも影響が広がっているという。27年の成長率見通しも従来の2.8%増から0.4%増に引き下げた。数字はいずれも中銀の推計・予測であり、年間の確定統計ではない。

出典

インタファクス・ウクライナ(10月29日)

ウクライナ・プラウダ(10月29日)