IEA、9月の世界石油供給増を発表も中東輸送回復は脆弱と指摘

国際エネルギー機関は10月14日、10月の石油市場報告を公表した。9月の世界石油供給は前月比日量250万バレル増の1億230万バレルとなり、増加分は湾岸産油国が主導した。OPECプラスの増加はサウジアラビアが中心で、非OPECプラスではアラブ首長国連邦の増産が目立った。一方、再開した中東の供給回復は、湾岸で攻撃が続くため脆弱だとした。

IEAは、9月の湾岸産油国の原油輸出が前月比日量440万バレル増の1,390万バレルとなり、戦争前の水準の75%超まで回復したと説明した。世界の製油所稼働は10月に日量8,130万バレルまで低下する見通しで、2026年の軽油輸出は中東とロシアの供給減により前年を下回るとした。ホルムズ海峡の原油輸送減少はアジアの製油所稼働と軽油生産も押し下げている。

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