イスラエルの中道政党「青と白」を率いるベニー・ガンツ元国防相は10月19日、27日の総選挙への参加を取りやめると表明した。地元紙タイムズ・オブ・イスラエルによると、同党は最近の世論調査で議席獲得に必要な得票率を継続的に下回っていた。
ガンツ氏は19日夜の記者会見で、十分な支持を集められなかった責任は自分にあると認めた。その上で、政治指導者が対立を乗り越え、幅広い統一政府を樹立するよう改めて訴えた。同氏は今回の選挙戦で、ネタニヤフ首相の支持陣営にも反対陣営にも属さない立場を取っていた。
ネタニヤフ氏に反対する政治家は撤退を歓迎した。議席獲得基準に届かない政党への票は議席配分に結び付かず、両陣営が小党の動向を注視している。撤退表明は投票直前のため、同紙によると同党は投票用紙に残るが、投じられた票は議席獲得に寄与しない。
