欧州/フランス・社会不安・治安 | 報道:10月23日
フランスで学生らによる抗議活動が長期化し、警察官や憲兵の負傷と長時間勤務が深刻化している。仏紙ルモンドが23日、複数の警察関係者への取材を基に報じた。
フランス内務省によると、抗議活動が始まってから10月14日までに警察官・憲兵937人が負傷し、17日の大規模抗議ではさらに997人が負傷した。このうち7人は重傷だった。ただし、負傷者数にはさまざまな程度や原因の負傷が含まれ、詳細な内訳は示されていない。
現場の警察官からは、4週間にわたり1日13時間勤務が続いているとの証言があり、一部では15~16時間勤務も発生している。17日の抗議ではパリやマルセイユで投石や火炎瓶の投てきがあり、警察部隊が撤退を余儀なくされた事例もあった。
一方、デモ参加者側にも重傷者が出ており、警察による実力行使を巡る調査も始まっている。警察・憲兵の監察機関は13日以降、36件の調査に着手した。
