イスラエルで27日に議会(一院制、定数120)総選挙が行われ、主要テレビ局の出口調査でネタニヤフ首相を支持する右派・宗教政党の陣営が50議席にとどまり、過半数を失う見通しとなった。野党陣営は52議席、アラブ系政党は18議席と予測された。政権樹立には61議席が必要で、いずれの陣営も単独では過半数に届かない。
最大野党勢力を率いるガディ・アイゼンコット元軍参謀総長は、出口調査はネタニヤフ政権への不信を示すものだと述べ、新政権の樹立を目指す考えを表明した。野党がアラブ系政党と協力できるかが焦点となる。選挙管理当局によると、投票率は77%を超え、1999年以来の高水準となった。正式な開票結果は未確定であり、連立交渉には数週間かかる可能性がある。
