世界保健機関(WHO)は10月15日、サウジアラビアで2026年1月1日から10月5日までに、中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の検査確定例8人と死者1人が報告されたと発表した。感染者はアル・ジャウフ、アラル、ハフル・アル・バティン、リヤド、タブーク、ターイフの6地域で確認された。
8人はいずれも症状があり、発熱、呼吸困難、せきが主な症状だった。医療・介護従事者の感染はなく、2人にはラクダとの直接接触歴があった。WHOは、8例の間に疫学的なつながりは確認されず、単一の集団感染ではなく、動物から人への散発的な感染を示す事例と説明している。
