トルコ議会の外交委員会は27日、サウジアラビア、パキスタンとの3カ国共同防衛協定を承認した。協定は、加盟国の1国に対する武力攻撃を3カ国すべてへの攻撃とみなす集団防衛条項を定めている。全16条からなり、有効期間は10年間。軍事協力のほか、兵器の共同生産、技術移転、情報共有も対象となる。
委員会ではエルドアン大統領の与党と協力政党が賛成したが、野党はトルコが他国の紛争に巻き込まれる危険性を指摘した。政府側は協定が防衛目的であり、イエメンのフーシ派との戦闘にトルコ軍を派遣するものではないと説明した。協定は今後、議会本会議で審議・採決される。採決日は決まっておらず、今回の委員会承認をもって議会の批准手続きが完了したわけではない。
