2026-10

軍事・安全保障

エルサレム南部で車両爆発、イスラエル警察が爆発物使用の疑いで捜査

エルサレム南部アルモン・ハナツィブ地区で10月6日朝、車両が爆発し、イスラエル警察の捜査員と爆発物処理班が現場に入った。警察は現場から証拠や痕跡を収集した結果、爆発物による爆発の疑いがあるとしている。エルサレム地区司令官は現場で状況を確認し、事件の犯罪歴や爆発の態様を踏まえて捜査を地区中央捜査班へ移管した。【発生地域】イスラエル・エルサレム・アルモン・ハナツィブ(位置の目安)。地図:Google Maps警察は容疑者の特定に向けて捜査資源を集中するとしているが、爆発の動機、使...
分析

米国を同時に試す三つの危機――軍備、AI、政権運営

「The Steady State」に掲載された論評は、米国が軍事即応態勢、人工知能(AI)、政権中枢の不安定化という三つの危機に同時に直面しつつあると論じる。軍事面では、中東などでの長期展開が整備の先送りや艦艇・弾薬の不足につながり、将来の複数正面の脅威に対する抑止力を損なう可能性があると指摘。AIについては、能力の進展が政府の規制や安全策を上回り、制御不能なリスクの規模を見通せないとする。さらに、トランプ大統領の統治がより専横的かつ予測困難になれば、選挙後の政治対立も含め...
軍事・安全保障

イエメン政府軍、バブ・エル・マンデブ周辺の戦略拠点奪取を発表

イエメン政府軍は、サウジアラビアの支援を受け、紅海沿岸とバブ・エル・マンデブ海峡周辺でフーシ派から複数の戦略拠点を奪取したと発表した。政府側はタイズ州のモカ、ドゥバーブ周辺や、ハイファン地区のアルマンザラ、アルアシャリ、ディバン山地を掌握したと主張し、10月5日にはモカ郊外まで前進したと説明した。サウジ主導連合の報道官は、フデイダ州の武器庫、爆発物搭載艇や機雷の保管施設を海軍が攻撃し、南紅海の航路への計画攻撃を阻止したと述べた。一方、フーシ派は政府側の戦果発表を「捏造」と否定...
軍事・安全保障

ホルムズ海峡でタンカー被弾、少なくとも12人負傷

2026年10月6日、パナマ船籍のタンカー「On Peace」がオマーン沖のホルムズ海峡を航行中、正体不明の飛翔体を受けた。乗組員19人のうち少なくとも12人が負傷し、負傷者はオマーン当局の支援で救出され、オマーンのハサブで治療を受けている。負傷者12人のうち11人はインド人だった。インド外務省は、地域の商船と船員を標的とする攻撃を停止するよう求めた。攻撃主体、使用された飛翔体、船体損傷の詳細、環境への影響は公表資料で確認できない。船舶はドバイ所有のアフラマックスタンカーとさ...
軍事・安全保障

ホルムズ海峡で入港中のLPGタンカーが攻撃を受ける

2026年10月4日17時16分(UTC)、ホルムズ海峡を入港方向へ航行していたLPGタンカーが、正体不明の飛翔体を受けた。英国海事貿易運用部(UKMTO)は、確認済み情報源からの時間差通報として攻撃警報を発出し、当局が調査しているとした。UKMTOの公表内容では、乗組員の死傷、環境への影響、船体の損傷状況は明らかにされていない。船名や攻撃主体も示されておらず、船舶が航行を継続したか、救助や避難が行われたかも確認できない。出典UKMTO|UKMTO 153-26 - ATTA...
軍事・安全保障

米空軍、RAFフェアフォードに配備していた爆撃機を米本土へ再配置

米空軍は10月4日、英国グロスターシャー州のRAFフェアフォードに配備していた爆撃機を米国の本拠地へ再配置した。米国防当局者は、同基地に配備されていたすべての爆撃機が帰還したと説明し、B-1などの運用部隊は米本土から精密打撃能力を提供できる態勢を維持すると述べた。再配置は、9月27日に同基地周辺で複数の人物がテロ準備や爆発物関連の容疑で拘束された後に行われた。米側は爆撃機の移動と拘束事件の関係を公式には詳述しておらず、資料上、再配置の具体的な作戦上の理由は明らかにされていない...
政治・外交

米OFAC、イランと取引する外国金融機関に制裁リスクを警告

米財務省外国資産管理室(OFAC)は10月5日、イランまたは同国の金融部門と取引を続ける外国金融機関に対し、制裁対象となる可能性があると警告した。OFACは、制裁対象となっているイランの金融機関との取引を継続する外国金融機関が、事前通知なしに指定対象となり得るとして、関連する活動や関係を直ちに終了するよう求めた。警告は、米国の「Operation Economic Outcast」の一環として発出された。OFACは、イランの金融機関や第三国の支店などに金融サービスを提供し、同...
軍事・安全保障

ホルムズ海峡でタンカーの機関室が被弾、火災発生

2026年10月5日16時37分(UTC)、ホルムズ海峡を航行していたタンカーが正体不明の飛翔体を受け、機関室で火災が発生した。英国海事貿易運用部(UKMTO)は攻撃警報を発出し、通報時点で乗組員が消火活動にあたっているとした。UKMTOの公表では、死傷者と環境への影響は報告されていない。船体の航行能力、火災の鎮火状況、攻撃主体、飛翔体の種類は示されていない。海域はホルムズ海峡とされるが、現場の詳細な位置や船名は一次発表で確認できない。出典UKMTO|UKMTO WARNIN...
軍事・安全保障

サウジ主導連合、サナアとサアダの弾道ミサイル関連施設を破壊と発表

2026年10月6日、サウジアラビア主導のイエメン合法政府支援連合は、イエメンの首都サナアにある弾道ミサイル発射台と、サアダの山岳地帯にある弾道ミサイル保管施設を破壊したと発表した。連合軍報道官トゥルキ・アルマリキ少将の発表によると、サアダの施設には弾道ミサイル20発が保管されていたという。発表はサウジ国営通信が伝えた連合側の説明であり、攻撃の実施状況、被害、死傷者の有無について、独立した現地確認は確認できなかった。対象はサナアとサアダの複数地点にまたがるため、発生場所を単一...
政治・外交

イラン大統領、石油相の辞任を受理 国営石油会社トップを代行に任命

イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は10月4日、石油相モフセン・パクネジャドの辞任を受理し、国営イラン石油会社(NIOC)の最高経営責任者ハミド・ボルドを石油省の代行に任命した。大統領府の通信・情報担当副責任者メフディ・タバタバイが発表し、任命は憲法第135条に基づくと説明した。タバタバイは国営テレビに対し、パクネジャドが以前から「個人的な理由」で辞意を示していたが、今回の辞任受理に至ったと述べた。後任は恒久的な石油相が任命されるまで省務を担当する。イラン・インターナショ...