イエメンの武装組織フーシ派は10月19日、サウジアラビアのエネルギー施設、空港、軍事目標に複数の攻撃を実施したと主張した。ロイターが20日伝えた。サウジ当局は直ちに確認しておらず、ロイターも攻撃の実施や被害を独立して確認できていない。
フーシ派が標的として挙げたのは、紅海沿岸ヤンブーにある国営石油会社サウジ・アラムコの施設、シャイバ油田、首都リヤドのキング・ハリド国際空港、南西部のアブハ空港などだ。個別施設の損傷、操業停止、人的被害の有無は明らかになっていない。
地域のエネルギー供給への懸念を背景に、20日の原油市場では北海ブレント先物が上昇し、一時、約5カ月ぶりの高値圏で推移した。ロイターはフーシ派の攻撃主張と湾岸での船舶攻撃報道が、価格に地政学的なリスクを織り込ませていると伝えた。
