中東

中東

国連委員会、ガザ停戦下の被害と西岸の入植者暴力を安保理で批判

国連パレスチナ人民の不可譲の権利行使委員会のペンダ・ナンダ副議長は10月15日、安全保障理事会で、ガザでは停戦から1年後もイスラエル軍の攻撃、住民の避難、医療体制への圧力、人道支援への制限が続いていると述べた。停戦は大規模戦闘の停止だけでなく、安全、人道救援、強制移動からの保護、復旧への道筋を含むべきだと主張した。ナンダ氏は、ヨルダン川西岸と東エルサレムで入植者による攻撃、住宅破壊、土地の接収、移動制限が拡大していると指摘し、国連人道問題調整事務所が同年に1,600件超の入植...
中東

国連中東和平担当者、ガザ停戦の危機拡大を警告し和平交渉再開を要請

国連中東和平プロセス暫定特別調整官ラミズ・アラクバロフ氏は10月15日、安全保障理事会で、ガザ停戦から1年を迎える中でも状況は極めて不安定で、軍事作戦、深刻な人道状況、冬を前にしたリスクが続いていると述べた。国連は、停戦をガザ復旧と恒久的な政治解決の基礎にする必要があるとした。同氏は、包括的計画の完全履行、人道支援へのアクセス拡大、緊急復旧作業、実質的な和平プロセスへの復帰を呼びかけた。ヨルダン川西岸と東エルサレムについては、入植活動、入植者による暴力、立ち退きへの懸念を表明...
中東

ルビオ米国務長官、レバノン大統領にヒズボラへの押収爆発物返還を拒否するよう要請

マルコ・ルビオ米国務長官は10月15日、レバノンのジョゼフ・アウン大統領と電話会談し、レバノン治安当局が押収したヒズボラ所有の爆発物を同組織へ返還しないよう求めた。米側関係者によれば、ルビオ氏は輸送を命じ、資金を提供し、指揮した人物の責任を追及するよう要請した。押収されたトラックにはTNTやC4を含む約780キログラムの爆発物が積まれ、レバノン当局は容疑者2人を逮捕していた。アウン大統領府は、軍と治安部隊が武器・弾薬の押収と密輸阻止に取り組み、司法当局は責任者を法に従って処理...
中東

イエメン・ダマール州で空爆、子ども3人死亡とフーシ派側が発表

イエメン南西部ダマール州ダウラン・アネス地区のアルアール村で10月16日、住宅を対象とする空爆があり、子ども3人が死亡、十数人が負傷したと、フーシ派が運営する保健省が10月17日に発表した。死亡したのは8歳の子ども1人と、10歳の子ども2人とされた。フーシ派側は攻撃をサウジアラビアによるものと非難したが、サウジアラビアは直ちにコメントしなかった。報道で確認できる死傷者数と攻撃地点はフーシ派側保健当局の発表に基づいている。空爆の実行主体や使用された兵器、住宅の損壊状況について、...
中東

革命防衛隊、ホルムズ海峡で超大型タンカーが機雷に触れ爆発・炎上したと発表

イラン革命防衛隊海軍は10月17日、ホルムズ海峡で、200万バレル超の原油を積んだ超大型タンカーが海軍機雷に接触し、爆発と大規模な火災が起きたと発表した。発表によれば、タンカーはイランが許可していない航路を通過しようとしており、位置情報とレーダーを停止していたという。革命防衛隊はタンカーの船名、旗国、乗組員の状況、死傷者、火災の規模や鎮火状況を明らかにしていない。欧州メディアは、イラン側発表の内容として伝えており、事故原因や機雷接触について独立した確認が得られたとはしていない...
中東

イラン国営放送、200万バレル超積載の原油タンカーがホルムズ海峡で機雷に接触し炎上と報道

イラン国営放送は10月17日、革命防衛隊海軍の情報として、200万バレルを超える原油を積んだ超大型タンカーがホルムズ海峡で海軍機雷に接触し、火災が発生したと報じた。Associated Pressはこの発表を伝えたが、事故がいつ起きたのか、船名や船籍、乗組員の状況は明らかになっていない。英国海事貿易業務局は、同じ事案との関連があるか不明としており、このタンカーの事故を確認していない。発表時点で、原油流出、航路の閉鎖、輸送量への具体的な影響も確認されていない。機雷接触と炎上はイ...
中東

IEA、10月の石油市場報告を公表、中東輸出とディーゼル供給の回復はなお不安定

国際エネルギー機関(IEA)は10月14日、10月の石油市場報告を公表した。世界の石油供給は9月に前月比250万バレル増の日量1億230万バレルとなり、湾岸産油国が増加を主導した。サウジアラビアを中心とするOPECプラスの増加は日量210万バレルで、アラブ首長国連邦も増産した。一方、IEAは湾岸での新たな攻撃により供給回復が脆弱になっているとし、9月の中東・ロシアからのディーゼル輸出減少が世界の輸出減の大部分を占めたと記した。中東からの精製品とLPGの輸送量は原油より遅れて回...
中東

テルアビブ行きフライドバイ機、サウジ西北部タブークへ緊急着陸 航空安全調査続く

国際運輸操縦士協会(IFALPA)は10月14日、9月30日に発生したフライドバイFZ1073便の安全事案について、調査が続いていると発表した。同便はテルアビブ行きで、飛行中の事案を受けてサウジアラビア北西部のタブークへ緊急着陸した。発生時の具体的な原因や機内で起きた事象の詳細は、同協会の発表では確定していない。サウジアラビアでは国家運輸安全センターと内務省が航空安全・保安調査を開始し、アラブ首長国連邦では別途、テロ事案として刑事・対テロ捜査が行われている。IFALPAは、関...
中東

リヤド空港の運航停止、10月17日まで延長 航空各社の欠航続く

サウジアラビア民間航空総局(GACA)は、ミサイル・ドローン攻撃を受けたリヤドのキング・ハーリド国際空港について、運航停止を10月17日まで延長した。航空情報(NOTAM)では閉鎖期限を同日21時(グリニッジ標準時)とし、空港施設の安全点検と運用準備の確認を続けている。再開日時は確定していない。空港閉鎖に伴い、リヤド発着便では欠航や運航停止が続き、エティハド航空、カタール航空、ルフトハンザ・グループ、エールフランスなど複数社が同空港便の停止期間を延長した。10月16日には米国...
中東

ヒズボラ幹部、レバノン当局が押収した爆発物780キロの所属を認める

ヒズボラの国会議員ハッサン・ファドゥラは10月15日、レバノン当局が前週に押収したトラック搭載の爆発物が同組織のものだったと認めた。トラックはベイルートと東部ベカー渓谷を結ぶ幹線道路の検問所で停止され、司法関係者によると、TNTとC4を含む約780キログラムの爆発物を積んでいた。乗員2人が逮捕され、当局が捜査を開始した。ファドゥラは、爆発物はレバノン南部でイスラエル軍に対して使う目的だったと説明し、国内の反対派暗殺計画との指摘を否定した。レバノン政府関係者は、C4が過去の政治...