2026-10

政治・外交

IEA加盟国、緊急石油備蓄の放出加速とディーゼル優先を支持

国際エネルギー機関(IEA)は10月7日、加盟国政府が2026年3月に決定した緊急石油備蓄放出について、可能な限り早期に完了するため放出を加速する方針を支持したと発表した。加盟国は、ディーゼル市場が逼迫していることを踏まえ、可能な範囲でディーゼル備蓄の放出を優先することにも支持を表明した。IEAによると、3月の共同行動に基づき、これまで約3億2500万バレルが放出された。未放出の拠出分をすべて市場に供給した場合、約1億バレルが追加される。加盟国は約11億バレルの公的緊急石油備...
政治・外交

パレスチナ諸派、20年ぶりの立法選挙延期で合意と表明 ファタハは協議継続

ハマスと同盟関係にあるイスラム聖戦の幹部モハンマド・アルヒンディは10月8日、カイロでの協議後、パレスチナ諸派が11月28日に予定されていたガザ地区とヨルダン川西岸の立法選挙を延期し、国民対話を再開することで合意したと表明した。選挙が実施されれば、2006年以来20年ぶりの立法選挙となる予定だった。一方、マフムード・アッバス議長のファタハの報道担当者は、最終的な延期決定には至っていないとし、選挙日程を諸派間の対話と国民的合意の対象にすると説明した。延期案は、イスラエルが併合し...
政治・外交

イスラエル軍、3年間の戦争で約10万の標的を攻撃したと公表

イスラエル軍は10月7日、2023年10月7日以降の3年間に、ガザ地区、レバノン、シリア、イラン、イエメンなどで約10万の「テロ標的」を攻撃したと発表した。内訳はガザ地区約6万5000、レバノンとシリア約2万8000、イラン約4500、イエメン約80とされる。イスラエル軍の発表に基づく数値で、第三者による全件確認は示されていない。イスラエル軍は、同期間にイスラエルへ発射された弾道性飛翔体などについて、ガザ地区から約1万200、レバノンから約2万、イランから約1200、シリアか...
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イラン、濃縮活動と核物質保有を放棄しないと表明 米提案は検討継続

イラン原子力庁のモハンマド・エスラミ長官は10月9日、イランはウラン濃縮活動を停止せず、保有する濃縮ウランを引き渡さないと表明した。エスラミ氏は、濃縮はイランの核技術に不可欠な要素だと述べ、米国側が示している濃縮能力の大幅削減要求を受け入れない立場を示した。発言はイラン国営メディアで伝えられた。一方、外相アッバス・アラグチは、カタールなどの仲介を通じて米国とメッセージを交換し、米国側の提案への回答を検討していると説明した。アラグチ氏は数日以内に回答を伝える可能性を示し、交渉過...
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米国、レバノン発着便の数十年来の航空制限を撤廃 直行便再開への法的障壁を除去

米国のドナルド・トランプ大統領は9月30日、レバノン発着の航空機を対象とした1985年、1992年、1998年、2007年の大統領決定を撤廃した。決定は10月10日に改めて報じられ、これらの制限はレバノン発着航空機を不法な乗っ取りから守るために必要ではなくなったとされた。米運輸長官には、決定と矛盾する規則や命令を直ちに取り消すよう指示された。措置により、米国とレバノンの直行便再開を妨げてきた法的障壁の一つが取り除かれた。レバノンのジョゼフ・アウン大統領は、ベイルート発着の民間...
政治・外交

トランプ氏、米国は11月中間選挙前にイランを攻撃しないと表明

ドナルド・トランプ米大統領は10月8日、米国とイランが「生産的な協議」を続けているとして、11月3日の米中間選挙前にはイランを攻撃しないと表明した。トランプ氏は、両国間の協議が戦争を終結させることを目的としていると述べ、選挙後には状況が変わり得るとの趣旨も示した。米政権はイランの核開発能力を制限することを主要な目標として掲げており、協議の具体的な参加者、開催場所、合意文書の存在は公表されていない。イラン側では、外相アッバス・アラグチが米国の提案への対応を検討していると説明して...
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ガザ停戦から1年、イスラエル軍の攻撃と領域支配が継続 再建・武装解除で進展なし

米国が仲介したガザ停戦合意から1年となった10月10日、イスラエル軍がガザ地区でなお死者を伴う攻撃を続け、同軍が地区の半分を超える地域を支配している状況が報告された。停戦合意は大規模な軍事作戦を止め、拘束されていた人質の帰還と人道支援の拡大をもたらした一方、ハマスの武装解除、国際部隊を含む新たな行政機構、イスラエル軍の撤収、復興ではほとんど進展がないとされた。イスラエル側は、ハマスが完全に武装解除されるまでガザから撤収しない立場を示している。ハマス側とトランプ政権は、武装解除...
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フーシ派、サウジアラビアの空港を攻撃 3人死亡、30人超負傷

イエメンの親イラン派フーシ派は10月7日、サウジアラビアのアブハー空港とリヤドのキング・ハーリド国際空港を弾道ミサイルなどで攻撃したと主張した。サウジアラビア民間航空総局によると、アブハー空港への攻撃でモロッコ人とアルジェリア人の計2人、リヤド空港への攻撃でスーダン人1人が死亡し、計36人が負傷した。サウジ主導連合は、リヤド北方へ向かった弾道ミサイルを迎撃し、イエメンの首都サヌアから発射に使われた発射台を破壊したと発表したが、APはこれを独自確認できないとしている。フーシ派は...
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ホルムズ海峡周辺のタンカー攻撃、9月28日~10月5日の週に過去最多

ホルムズ海峡周辺では、9月28日から10月5日までの1週間に、石油、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)タンカーを対象とする攻撃、攻撃未遂、威嚇などが少なくとも12件確認された。海上保安関係者の集計では、2026年2月28日の米国・イスラエルによる対イラン戦争開始後、1週間の件数として最多となった。国際海事機関(IMO)の集計でも同じ週に9件の船舶関連事案が記録された。米海軍主導の共同海事情報センター(JMIC)は、イラン革命防衛隊による無人機の上空飛行、監視、無線...
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リヤド空港とサウディア機への攻撃で3人死亡、複数国籍の負傷者

サウジアラビア民間航空総局は10月9日、前日10月8日にリヤドのキング・ハーリド国際空港と同空港にあったサウディア機が攻撃を受け、サウジ人3人が死亡し、複数国籍の人が負傷したと発表した。死亡者には航空機の操縦士が含まれ、サウディア機も損傷した。攻撃後、リヤド発着便の運休や欠航が相次いだ。イエメンのフーシ派は弾道ミサイルで空港を攻撃したと主張したが、サウジ当局は発表で攻撃主体を特定していない。APは、空港攻撃がサウジ国内での死者を伴う事案として、同国とフーシ派の戦闘が再燃して以...