パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は10月10日、2026年11月28日に予定していた立法評議会選挙を取り消し、大統領選挙と同時に2027年9月11日に実施する大統領令を出した。これにより、パレスチナでは大統領と立法評議会を同日に選ぶ日程が設定された。大統領令は、エルサレム、ヨルダン川西岸、ガザ地区の有権者に自由で直接的な選挙への参加を呼びかけ、中央選挙管理委員会に準備・実施・監督を委ねた。
大統領令とパレスチナ解放機構執行委員会の説明では、イスラエルによる移動制限、ガザ地区への選挙管理要員・監視員の立ち入り制限、治安・人道状況、国際安定化部隊と警察の配置未実施、イスラエル軍のガザ地区からの撤退未完了などが、従来日程での選挙実施を妨げる要因とされた。APも、今回の延期により立法選挙がほぼ1年先送りされたと伝えた。
