国際エネルギー機関(IEA)理事会は10月15日、ホルムズ海峡危機への対応として、3月に決めた協調行動の未放出分を速やかに市場へ供給する方針を確認した。IEAによると、これまでに約3億3000万バレルが放出され、残る約1億バレルについて各国が放出を加速する。3月に当初予定した4億バレルを上回る放出量になる見通しも示された。
理事会は、具体的な計画としてディーゼルを含む2000万バレル超を可能な限り早期に供給する方針を明記した。原油生産・精製能力を持つ加盟国には、原油と石油製品、とりわけディーゼルの供給増加を促した。IEA事務局は、ディーゼルを重点とする最新の石油市場評価を踏まえ、追加措置の必要性をG7首脳と理事会に報告するとしている。
